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(C) Moriyama Otona Kodomo Dental Clinic
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皆様こんにちは。歯科衛生士の佐藤です 。
今年は去年より2週間も早く梅雨に入り、洗濯物が中々乾かない季節となってきました。
ジメジメしていますが、私の好きな紫陽花が色んな所で咲いているので、道端で見るたびにほっこりしています。
さて、本日は意外と気づいていない方も多い「食いしばり・歯ぎしり」についてお話します。
何か集中している時に無意識のうちにふと食いしばったり、寝ている間に歯ぎしりを起こしたりしていることがあります。
私も寝ている間に歯ぎしりをしているようなのですが、高校生の時に家族に指摘されて初めて知りました。自覚症状がないため、自分では気付かないケースがほとんどです。
自分もしているかも?と感じる方は一度ご家族に聞いてみるのも良いかもしれません。
食いしばり・歯ぎしりの際に歯にかかる負荷は、自分の体重と同じ位かそれ以上の力がかかると言われています。
そして、食いしばり・歯ぎしりをそのままにしていると様々な弊害が出てきます。
〇お口の中への影響
常に歯への負担がかかっていることにより、歯のすり減り、割れ、しみる症状が出てしまうことがあります。また折角治療をした詰め物が外れたり、欠けたりしてしまうこともあります。
それにより、歯垢も溜まりやすい環境となってしまうため虫歯・歯周病が進行してしまうケースも多いです。
歯だけではなく顎にも大きく負担がかかるため、顎関節症(顎を動かすと、痛みや音が鳴る症状)も起きやすくなります。
〇原因
食いしばり・歯ぎしりの原因で多いのは、日常生活のストレスです。
他にも疲労・睡眠不足、歯並びや噛み合わせが原因になる場合もあります。
〇治療法
日常生活をいきなり変えてストレスを減らせたら楽なのですが、それは難しいですよね。
まずは普段の生活の中で自分が噛みしめていないか、時々思い出してお口の中に意識を向けてみましょう。もし、力が入っているようなら深呼吸など行い、リラックスしたあと上の歯と下の歯を少し離してみましょう。顎のあたりを軽くマッサージしてみるのも良いです。
寝ている間の歯ぎしりなど、意識的に改善するのが難しい場合はマウスガードを作製する事をおすすめします。マウスガードを装着することにより、食いしばりや歯ぎしりの負担を軽減させることができ、歯を守ることが出来ます!
当院では、患者様一人ひとりに合ったマウスガードを作製しておりますので、気になる方、その他ご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください!